“ローン特約（融資利用の特約）とは、万が一、買主が銀行などの金融機関からローンを借りることができなかった場合に、その不動産の売買契約を解除することができるというものです。”

不動産を購入される場合、現金で購入される方もおられますが、多くの方が銀行から住宅ローンなどの融資を受けて購入をします。売買契約締結後に、買主は住宅ローンの申し込みをおこない、金融機関はその本審査をおこないます。万が一、本審査に落ちてしまい融資を受けられなかった場合、残念ながら、不動産を購入するお金を借りることができなかったということになりますので、締結をした不動産売買契約を解除することになります。

万が一、本審査が落ちてしまった場合に売買契約を解除できないと、買主は安心して売買契約書に判子を押せません。ローン特約とは、売買契約を安心におこなう一般的な特約の一つなのです。

仮審査（事前審査）とは

せっかく売買契約を締結したのに解除になってしまいますと、その時間が無駄になってしまい、売却活動に影響が出てしまいます。そのため、当社では、売買契約の締結前に、購入検討者にローンの仮審査（事前審査）をおこなっていただくようにしております。

仮審査とは、金融機関にローンの相談をすることで、購入したい物件の情報や購入者の収入や職業などを銀行に伝えて、ローンを借りることができるかどうか、借りられるのであれば、どのような条件でいくら借りられるのかを銀行に審査してもらうことです。仮審査が問題なければ、本審査が通る可能性は高くなります。

当社では、買主が不動産の購入資金についてきちんと計画ができているかを確認して、売買契約を締結していただくようにしております。売買契約を締結することだけが目的ではなく、きちんと不動産の引き渡しまでサポートさせていただいております。ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。